第一回SEO講座(サイト名編)

検索エンジンに優しいウェブサイトの設計(2019年度8月版)

弊社を含め制作会社(SOHO製作者含む)の多くは、実際の制作技術について公開を渋っておりました。
これは、公開することで制作価値(=制作者価値)が下がることを懸念してのことです。
そして、これらの情報は、webコンサルティングや無料相談時に用いられ、その制作会社(製作者)は「よく知っているな」「この会社は安心できそう」と言った、受注につながる言葉のマジック(奇術)として利用されます。

インターネットが急速に普及した今、それらの情報の多くは簡単にウェブサイトから入手できるものです。
しかし、いくら内容が公開されていても、どのように活用すれば良いのかわからないのがIT技術です。
エクスリンクは枚方市で最も古く、かつ関西地域でも古いIT専門法人事業者の使命として、不必要な情報に惑わされないようここに公開することを決意いたしました。
今後につきまして、当サイトにて順次公開してまいりますのでこうご期待ください。

サイトタイトルの重要性について

ホームページを作る際、サイトタイトルの設定は最も重要な要素の一つです。
サイトタイトルとは、『ホームページ制作会社の有限会社エクスリンク』と思われがちですが、実は事業者名称が最も大切であるとも言われております。
これは、ここ数年で始まったものでは無く、Yahooが独自の検索エンジンを導入していた時代から変わっておりません。
そして現在でもこのキーワード設定は、多くのウェブサイトで活用されております。

事業者名称の決定時からすでにSEO効果を決めるのは始まっている

例えば、当サイトでは、『枚方市のホームページ制作会社エクスリンク』となっておりますが、実はこれでは『枚方市 ホームページ制作』とキーワードを打ち込み検索しても、各検索エンジンで1位の順位を表示し続けることは困難となります。
過去の話となりますが、海外を含め電話が問い合わせの主流だった時代、電話帳に掲載される順序はアイウエオ順でありABC順でした。
電話帳で上位に表示される有名な話に、Apple社はAから始まる社名に決定したとも言われております。
yahooのディレクトリ型(審査による手動登録)検索エンジンでも、数字,英字,日本語の順に並び替えられ、さらに昇順(0-9,a-z,あ-を)で登録されておりました。弊社のデザイン部門過去サイト名称が(0xlink=ゼロエクスリンク)であるのもその理由です。
現在でも、タウンページの掲載順序はあいうえお順となっております。

サイト名称は最重要

当サイトは、『有限会社エクスリンク』もしくは『エクスリンク』が事業者名称であり、サイト名称もそのようになっております。
弊社は法人であるため、称号すなわち屋号を自由に決定することはできません。
例えば:「枚方市」「ホームページ制作」とキーワードマッチングさせたいと思います。
多くのSEO対策向け情報サイトでは、
「枚方市のホームページ制作ならエクスリンク」と書かれているはずです。
まぁ、あながち間違いでは無いのですが、これより強力なサイトタイトル=事業者名は、
『エクスWEBデザイン事務所』の方がより効果が高くなります。(まぁ弊社も名称変更しても良いのですが・・・)

何故?

都市名や地域、住所は、検索エンジン上別物として扱われております。
そのため、社名や事業者名に地域(枚方市)を入れても、実際検索エンジンからは地名として分割されてしまうんですね。
すなわち、「枚方エクスWEBデザイン」と命名しても、登録される内容としては「枚方」「エクスWEBデザイン」となるわけです。
でもそれなら良いのでは?
実はこのあたりが実に難しい部分です。
少し長文になりましたので、続きは第二回にご案内させていただきます。

新たに会社を起業したり、事業を始めるにあたってウェブサイトを制作される場合は、事業者名称をよく考えてから決定されることをお勧めいたします。